2018年12月21日公演

舞楽 “陵王” 公演

日時:2018年12月21日(金)20時~
場所:法真寺(東京都文京区本郷5-27-11)
料金:
お申し込み:

雅楽(舞楽)とは?

雅楽は、日本古来からの音楽と近隣諸国の音楽とが長い年月を経て日本化された音楽であり、1300年ほど前に現在の基礎となるものが形成されたと言われています。
古くから宮中の式楽として用いられることが多く、時の天皇も雅楽を演奏することも多くあったといわれています。
また、雅楽の伝承を生業とする「楽家」の末裔が、現在も宮内庁式部職楽部にて伝承に務めています。
尚、宮内庁式部職楽部の雅楽は、ユネスコの無形文化遺産にも登録されています。

管絃と舞楽:雅楽の演奏スタイル

管絃は、複数の楽器が一度に演奏するスタイルであり、「管弦楽=オーケストラ」の語源になっています。雅楽は『世界最古のオーケストラ』なのです。
使用する楽器は管楽器三種類(笙・篳篥・龍笛)、絃楽器二種類(琵琶・箏)、打楽器三種類(鞨鼓・太鼓・鉦鼓)が基本となります。

舞楽は絃楽器を除いた伴奏に合わせ、一人から最大六人が舞います。舞には平舞・走舞・武舞・童舞があり、それぞれの曲にあった絢爛豪華な装束を身に纏います。
舞楽では唐楽を「左方」と呼び、高麗楽を「右方」と呼びます。

雅楽は大きく3つに分けられます

・国風歌舞:日本古来よりある
・唐楽・高麗楽:中国や朝鮮半島などの大陸系音楽
・朗詠・催馬楽:平安時代に隆盛した謡物

[国風歌舞]
我が国に昔からある神楽歌を始め、時代とともに我が国で創られた歌舞です。
主に歌と管楽器と和琴による伴奏で構成され、舞を伴うものもあります。

[唐楽・高麗楽]
唐楽は中国大陸より伝来してきた音楽の総称で、今日では一番耳にする機会が多く、楽器編成も一番多いものです。中国は元より、インドやベトナム、モンゴル等シルクロードを経て伝えられた曲もあります。
高麗楽は朝鮮半島より伝来してきた音楽の総称で、唐楽に比べ楽器の数が少ないものの、当時の独特な雰囲気を充分に感じられます。元は絃楽器も混ざっていましたが、今日では絃楽器が使用されることはほとんどありません。

[朗詠・催馬楽]
朗詠と催馬楽は歌曲であり、歌い手に少人数の伴奏が、朗詠には管楽器、催馬楽にはこれに絃楽器が加わります。古くは数多くの曲が残っていましたが、次第に衰退し、現在では江戸期に再興したものが主に演奏されています。

舞楽“陵王”の説明

古くは中国の北斉に実在した蘭陵王長恭という人物が元になっています。
長恭はとても容姿が美しく、男性でも目を惹かれた存在でした。
そのため、自軍の兵達が長恭の方ばかりを見てしまい士気が上がらず困っていたところ、おぞましい面をすることによって素顔を隠し、戦さに望み勝利を収めた様を表している、と言われています。
勇猛果敢な舞を御覧ください。

公演場所の法真寺について

正式名称を和順山歓喜院法真寺といい、慶長元年(1596年・戦国時代)に京都知恩院より、寺号を附与されております。
徳川家康公御台所の天野図書が、同家下屋敷を寄進し、寺の開基となりました。
寛永4年(1627年)に源蓮社栄誉上人を開山、法真寺殿願誉歓譽西喜大禅定門(俗称天野京太郎)を開基として創建したと伝えられております。
日本の著名な小説家である樋口一葉(1872年5月2日-1896年11月23日)ゆかりのお寺としても知られております。
この400年以上の伝統をもつ法真寺を観ることだけでも、とても価値のあるものです。

法真寺法真寺法真寺法真寺
法真寺法真寺法真寺法真寺
法真寺法真寺

※画像をクリックすると拡大表示されます